股関節痛・股関節周辺の痛み
股関節痛・股関節周辺の痛みとは
「股関節痛・股関節周辺の痛み」とは、股関節やその周辺が痛むことを表します。 一般的に云われる痛み方は、年齢や痛みの原因となる日常生活によって様々です。
例を挙げると、高齢の方が年齢と共に軟骨がすり減り、それにより股関節が痛む場合、日常生活で動く際にズキンとした痛みが出る場合が多くなります。
また、関節炎などの炎症を伴う股関節の痛みは、動作時・安静時共にズキズキと痛みが慢性的に続くのも特徴の1つです。
股関節周辺の痛みとしては、恥骨炎など、恥骨及び鼠蹊部の内側の痛みなども1つとして考えます。
股関節に痛みが生じた際に付けられる疾患名としては
- 変形性股関節症
- 大腿骨骨頭壊死
- 大腿骨骨折(頚部・転子部)
- リウマチ性股関節炎
- 可能性股関節炎
などが挙げられます。しかし、実際のところ、当院で日々の臨床で出会う「股関節及び周辺の痛み」には上記のような診断もつかずに、どのように対処すればいいのか分からず、症状の変化もなく、とても困っている方が多く見受けられます。X線検査や血液検査などでは、原因のつかめない股関節及び周辺の痛みに対し、当院では対応出来る場合が多くございます。
このようなお悩みはありませんか?
- 立ち上がる時に痛む
- しゃがむ時や椅子やソファーに座る時に痛む
- 歩き出しの際に、足の付け根が痛む
- 正座が出来ない、正座をするのが辛い
- 足の爪切りが出来ない、しにくい
- 靴下が履きにくい、履くときに足の付け根が痛む
- 便座に座る時に痛む
- 歩いたり走ったりすると股関節周辺が痛む
- 恥骨の辺りが痛む
- ボールを蹴る時に鼠蹊部の内側や、付け根が痛む
股関節痛・股関節周辺の痛みに対する一般的な対処方法
それぞれの疾患、痛みの程度に合わせた対処法になりますが、基本的には股関節に負荷をかけない動きや生活様式への対処が大切になります。多くあるのは、「運動療法」「薬物療法」「手術による対応」です。
運動療法
・ストレッチ
・水中運動
・ウォーキング
薬物療法
湿布や塗り薬、坐薬、内服薬などの消炎鎮痛薬
手術
・人工関節置換術
・骨切り術
などがあります。
股関節・股関節周辺が痛くなる原因とは?
では、なぜ股関節が痛くなるのでしょうか。原因として一般的に云われるのは、
・加齢による筋力低下
・骨粗鬆症
・体重増加
・過度な運動
などによって、股関節に負担がかかり、股関節痛は発症すると、いわれることが多いです。
股関節痛の原因は、果たしてそれだけなのでしょうか?
しん鍼灸院が考える「股関節痛」の原因とは
1.脊柱
脊柱と手足はそれぞれの動きに対し、連動する事で動く事ができます。手足を動かすと、その動きの力は脊柱に伝わります。その力は脊柱で緩衝するという作用が、脊柱の役割の一つになります。脊柱が手足の動きの力を緩衝するというは、脊柱として捉えるのではなく、1つ1つの背骨が連動し適度に動きがあることで「衝撃を緩衝している」といえます。
その脊柱の動きが悪くなれば、足の動きによって発生する動きの力を緩衝することができなくなり、股関節に負担が加わると考えられます。
2.腸腰筋(ちょうようきん)
腸腰筋とは、 大腰筋(だいようきん)と腸骨筋(ちょうこつきん)という2つの別の筋肉から成り立つ筋肉である。この2つの筋肉は、一緒に機能することが多いので、総称として「腸腰筋」と呼ばれています。
大腰筋は胸椎の12番〜腰椎の5番から始まり、腸骨筋は腸骨窩から始まる。止まるのは2つとも大腿骨の小転子に止まる。主に股関節や大腿部(太腿)を動かす筋肉です。
その腸腰筋の主な機能は2つです。
・歩行や階段の上り下りや椅子に座る際などの動作に
・姿勢を安定させる
腸腰筋は、歩行の際に重要な筋肉です。
腸腰筋が硬くなると、、、
・歩行の際に足が上がりにくく、引きずるように歩く。
・階段の昇りや段差を上がる時に、大腿(太もも)が上がらないもしくは痛む。
・仰向けで寝られない、横を向くたくなる。
など、日常生活において多く影響します。
この重要度の高い腸腰筋は、鼠蹊部の中にあります。この筋肉が硬くなったり痛みが出てくると、感覚としては、股関節の前側に症状が出ることが多くなります。
3.関節(手首・足首・肩・膝)
股関節の動きに関わりがあるのは、関節周辺の腰や骨盤だけとは限りません。手首・足首の詰まりや動きの制限は、それぞれ肩関節や股関節に影響が出ます。また、股関節を構成する太ももの骨(大腿骨)は一方で膝の関節も構成します。
一方、股関節の作りと似ているのが肩関節です。腕の骨の端が半球状になり、その骨を包むように迎える肩甲骨は丸く凹んでいます。肩関節と股関節は球関節とよばれ、広範囲に動かす事が出来る作りとなっている関節です。
哺乳類の動物でいえば、前脚(肩関節)と後脚(股関節)の関係です。前脚と後脚は互いに調整しあって動いています。二足歩行の人間にとっても、股関節と肩関節は関節の形状だけでなく、動きの面においても連動性がみられます。
このように、上記の関節は密に繋がっているため、1つの動きに制限がかかると、股関節への影響は必須となります。
股関節痛・股関節周辺の痛みに対するしん鍼灸院の施術
当院の股関節痛・股関節周辺の痛みへの鍼施術には、次のような特徴があります。
・症状を深く理解する為の丁寧な問診
・正確なツボを使う為の、丁寧で優しい触診
・鍼の本数が少ない(3〜7本)
・刺激が比較的少なめで優しい施術
・股関節や腸腰筋に直接ではなく手、足、腰などのツボを使う
股関節痛・股関節周辺の痛みの原因となる緊張は、手・足・腰などに多くあります。股関節の痛み位置に直接刺激を与えても、本来の原因へのアプローチが足りず、原因が残っているので、一時的な緩和にとどまり、場合によっては悪化することもあります。
また腸腰筋は、鼠蹊部の奥深くに在るため直接刺激を入れるとなると、リスクが高いのに、緩みも良くありません。当院の腸腰筋を緩める鍼は、手足もしくは臀部のツボを用いる事で、リスクなく緩ませる事ができます。
また股関節痛を引き起こす原因の手や足の緊張には、いくつかのパターンがあります。必要のない施術は、効果を弱め、時には症状を悪化させる原因にもなります。
当院ではお一人お一人の症状に合わせて最適なツボを選択して施術致します。
施術の精度を高める為、1回1回の問診を重要視しています。問診から原因を特定できることはとても多く、それを踏まえた丁寧な触診により、刺激が少ない安全な施術で、少しでも早い回復を目指していきます。
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☎︎ 090-1705-5906
※1人院の為、お電話に出られない場合がございます。その際はお時間を置いてかけ直すか、LINEなどでご連絡いただけるよう、お願いいたします。
「診療時間」
平日 9:00~12:00/14:00~20:00(最終受付19:00)
土曜 9:00~17:00(最終受付16:00)
休診日 日曜・月曜・祝日
(不定期のお休みがある為、HPなどでご確認ください。)
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通院について
通院回数・頻度については、症状の重さや生活習慣によって大きく変わってきます。
平均的には、週に1回のペースを2ヶ月ほど続けることで症状の解消に繋がる方が多くなっています。
必要な通院回数・頻度については、次のように4つの段階があると当院では考えています。
症状が日常的にあることで、日常生活がまともに出来ない程重い方は、ここからのスタートになります。
お身体の回復力が殆ど無く、放置しておくと悪化する状態です。
集中的な鍼施術によって、お身体の調子を立て直していきます。
週に2回の通院をお勧めします。いかに早く、次の回復期に移行するかを目標とします。平均回数としては5回程となります。
1週間のうちに、数回症状に悩まされる方はここからのスタートになります。
お身体の回復力と症状が拮抗している状態で、放置しておくと同じ状況が続きます。
鍼施術により、回復力を高めます。週に1回の通院をお勧めします。平均回数としては5回程で次の定着期に移行しています。
お身体の回復力が出てきて、症状が出ても時間をおけば回復する状態です。
2〜3週に1回の通院をお勧めします。良い状態を身体に定着させることで、鍼施術を受けなくても良い状態を保てるお身体を目指します。
ほぼ症状はないが、月に数回お身体に不安な時がある状態です。セルフケアで良い状態を保てる場合がほとんどですが、生活上の負担が大きい方は、月に1回程度の鍼施術によりお身体を安定した状態にする事が、必要な場合もあります。
股関節痛・股関節周辺の痛みでお困りの方へ
ある日突然、または少し気になる程度の症状が、段々と大きくなり日々の生活に不安を感じられる方は、多くいらっしゃると思います。
当院では、股関節痛・股関節周辺の痛みの方が、少しでも早くお身体にある症状を回復させ、不安の無い日常生活に戻れるように、最良の施術プランをお伝えします。
無理にお勧めすることはありません。
ご不安な点があれば、些細なことでもお気軽にご相談ください。
股関節痛・股関節周辺の痛みの症例
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私が直接担当します
院長 大島 伸二
はり師・きゅう師 国家資格
一般社団法人 整動協会
整動協会 活法講師(入門編・基礎編・応用編)
整動協会 整動鍼講師(入門編・基礎編・応用編)
整動協会 公認勉強会主催者(応用編)
当院は、肩こり、腰痛、肘・膝など運動器系の不調の他に、突発性難聴、耳鳴り、めまい、頭痛、偏頭痛、ヒステリー球など様々な症状を、幅広く得意としています。他の医療機関で回復がみられなくても、一度ご相談ください。
料金
総合施術 |
鍼(整動鍼)+整体(活法) |
料金 |
初診料1,000円
施術料7,000円 |
滞在時間(目安) |
初診 60〜70分(問診を含む)/2回目以降 60分 |
*回数券のご用意もございます。詳しくはお問い合わせください。
○当日の症状に合わせ、施術者が最適な鍼灸もしくは整体を選択致します。
○滞在時間は目安です。症状が改善された、もしくは必要な変化が確認できた時点で終了となる場合があります。
アクセス
〒238-0041 神奈川県横須賀市本町2-2-1 高村ビル201
- 京浜急行線汐入駅から徒歩6分
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注)当院の入り口は国道16号線側にあります。グーグルマップの案内では、どぶ板通り側に案内されてしまう事がありますので、ご注意ください。